utage_ideaの日記

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コース料理がわからない

 

コース料理がわからない。

 

「前菜」

これはまだわかる。

居酒屋におけるお通しである。

乾杯で潤した喉にちょっとした固形物を通過させる。いよいよだな、と思わせる。プロローグだ。

 

「スープ」

この辺りから雲行きが怪しい。

寒い中駆け込んできた客人に「まあこれでも飲んで落ち着けよ」ともてなすのがスープである。

ここで前菜での盛り上がりを一旦落ち着かされてしまう。

 

「主菜」

ここで肉料理・魚料理だ。

ご飯が欲しい。白米でなくてはならない。

しかし大の大人はそのようなことを口にしてはならない。

小学生か。

四方からそうたしなめられるのは火を見るより明らかである。

 

「ご飯もの」

正気か。すっかり機を逃しているぞ。

こっちはお腹一杯である。

 

「デザート」

大抵の場合、ご飯が食べ終わるか否かというきわに登場する。

そしてお酒を飲まない人へと回るパターンだ。

 

かようにコース料理と私は噛み合わない。

どうか。

ご飯を先にくれないか。

 

スーツを休ませる

「スーツは一日着たら休ませて二着程度着まわすと長持ちする」という説がまかり通っている。

この件については一度膝を突き合わせて議論することもやぶさかでない。その思いが私にブログを再び書かせる。

言わんとすることはわかっていただけると思う。

「あたりまえじゃないか」

 二日に一度しか着ないスーツは毎日着るスーツより二倍長持ちだ。

「なにをしたり顔で」

したり顔かは知らない。

しかし何だ。この、スーツを「休ませる」の付近が、どうにも怪しい。

オーガニックな香りがする。

木目調が目に浮かぶ。

再生紙のような柔な素材を労わる気心が知れる。

 

実際のところ、どうなのであろう。

例えばだ。吸った汗を乾かすためには一晩では足りない、とかの理屈があるのであれば、そう正直に申し出てほしい。

実践するか否かは、二の次にして。

しかしだ。

「休ませる」だけはいただけない。

「一日、お疲れ様。ありがとう」とでも声を掛けてしまいそうな、危うさを孕んでいるからだ。